2017Jリーグ -J1リーグ-
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早いもので、いよいよ今週末、今シーズンのJリーグが開幕します。
そして先日(2/18)、この新しいシーズン開幕に先がけて、
毎年恒例の「FUJI XEROX SUPER CUP」が開催されました。
組み合わせは正に、昨季のJリーグチャンピオンシップ決勝と同じ、
鹿島アントラーズ(2016J1リーグ王者・1stステージ優勝)と
浦和レッズ(2ndステージ優勝)の対戦となりました。
(👆この日は、“両チーム”が「セカンドユニフォーム」で対戦しました)
試合は序盤から鹿島が攻勢をしかけ、
39分に遠藤康 選手が素晴らしいFKを決めて先制点を奪うと
43分には再び、遠藤 選手がシュートのこぼれ球に詰めて、
鹿島がリードを2点に広げて前半を折り返します。
後半、浦和はエースの興梠慎三 選手を投入。
その興梠 選手が、74分に自ら得たPKを突きさして1点差に迫ると、
そのわずか1分後には武藤雄樹 選手がゴール前のこぼれ球を叩き込み、
あっという間に試合を振り出しに戻します。
それでも鹿島は83分、交代でピッチに立っていた鈴木優磨 選手が、ベンチの起用に応えます。
浦和ディフェンスの連係ミスに乗じてボールを奪うと、
日本代表のGK西川周作 選手との一対一を制して決勝点を挙げ、勝負を決めます。
同大会最多となる6度目の優勝を成し遂げました。
さて、J1リーグですが、今年で25年目のシーズンを迎えます。
その中で以下の変更点が出てきました。
1.リーグ戦の放送がDAZN独占となった
2.1ステージ制の復活
3.夏期中断期間の導入
Jリーグは、2017年シーズンより、
Perform Group (英国)が提供するスポーツライブストリーミングサービス
「DAZN(ダ・ゾーン)」
との間に、10年間で約 2,100億円にものぼる巨額放映権契約を締結。
DAZN による Jリーグ中継の対象となるのは、以下の大会における全試合です。
●明治安田生命J1リーグ / 明治安田生命J2リーグ / 明治安田生命J3リーグ
●J1昇格プレーオフ
●J2・J3 入れ替え戦
一方、ルヴァンカップ(旧ナビスコカップ)や天皇杯、ACL(アジアチャンピオンズリーグ)など
については、DAZN による独占配信の対象とはなっていません。
【クラブ編成】
2017シーズンのJリーグクラブ編成は、下記の通りです。
(*昨シーズン同様の18)
【日程】
昨年の10月12日に行われたJリーグ理事会にて、
2017年からの大会方式の変更について協議が行われました。
この中で2015年シーズンから2シーズンに亘り導入された
「2ステージ制およびチャンピオンシップ」による大会方式は、
当初の目的であったメディア露出面では一定の成果が観られたものの、
一方で、優勝決定に至るプロセスのわかりにくさ、
AFCチャンピオンズリーグ (ACL) を加味した日程編成上の問題があり、
3年ぶりに
『1ステージ制(ホーム&アウェー方式の総当たりリーグ戦)に戻す』
ことが確認されました。
2月25日開幕、12月2日閉幕の全34節・合計306試合。
7月8・9日の第18節と7月29・30日の第19節の間(3週間)に
“中断期間”が設けられ、この間は海外チームなどと親善試合を行うことができます。
(*他大会の関係で、7/22開催のC大阪vs浦和を除く)
「Jリーグ・インターナショナル・マッチウィーク(仮称)」
【試合球】
2017Jリーグ公式試合球として、アディダスの『クラサバ(KRASAVA)』が使用されます。
「クラサバ」はFIFAコンフェデレーションズカップ開催国のロシアを象徴する
“ロシアンルビー”にデザインインスピレーションを得ています。
そして、「KRASAVA」とは「とても美しいもの」、
それに対する「究極の称賛」を意味しています。
さらに、創造性に富んだプレーに対する賛辞として、
ロシアではスポーツファンに普及した言葉となっています。
◎これまでの試合球の継承点
▽2014年FIFAワールドカップ公式試合球でもあった「ブラズーカ」は、
革新的な『6枚同一形状パネル』に、“表皮構造の凹凸形状”を採用することで、
不用意なボールのぶれをなくし、さらにキック時やバウンド時のグリップ力が増加。
▽2016年Jリーグ公式試合球「エレホタ」は、6枚同一形状パネルに加え、
キック時やバウンド時のグリップ力を“より強化”するために、表皮構造をさらに改善。
これによりボールバランスと飛行安定性を実現。
【開幕戦テレビ中継(地上波・衛星)】
➀NHK総合…13:50~16:05
2017年2月25日(土)14:00キックオフ @県立カシマサッカースタジアム
[注目ポイント]
昨シーズンのJ1王者、鹿島。
ACLで得点を決めたFWの金崎夢生 選手、
アルビレックス新潟から新加入のMFのレオ・シルバ 選手など攻撃面も充実。
守備陣も昌子源 選手や植田直通 選手などの日本代表クラスを揃え、
戦力は、リーグ随一を誇ります。
FC東京は、Jリーグ最多得点記録を持つFWの大久保嘉人 選手を川崎フロンターレから補強。
また、オランダ1部リーグ フィテッセより、
日本代表にも名を連ねたこともある左SBの太田宏介 選手が2年ぶりに復帰。
正に強者同士の対決・・・目が離せません!
➁NHK BS-1…14:00~16:00
2017年2月25日(土)14:00キックオフ @IAIスタジアム日本平
清水エスパルスは昨季、J2最多の85得点の攻撃力で2位に入り、J1に復帰しました。
その得点源である、FWの大前元紀 選手は、大宮アルディージャに移籍しましたが、
26ゴールでJ2得点王に輝いた、エースストライカーのFWチョン・テセ 選手は健在です。
1年でJ1に戻ったチームがどんな戦いを見せるでしょうか。
一方のヴィッセル神戸は、昨シーズン第2ステージで2位と躍進し、
年間順位はチームとしてJ1最高の7位に入りました。
19得点で、見事J1得点王となったFWレアンドロ 選手を擁する攻撃陣は、脅威です。
高い攻撃力を誇る両チームがどのような形で得点を狙うのか?楽しみな一戦です!
2017年、日本のサッカーの球春スタートです!!