Road to Russia ~第2節までの結果~
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さて、この1週間、ワールドカップロシア大会に向けた予選が、世界各地で繰り広げられました。
日本が属しますアジア地域でも、最終予選の試合が2試合行われました。
このたびは、その結果を振り返りたいと思います。
【グループA】
《第1節》
2016年9月1日(木)
韓国 3-2 中国 [ソウル]
ウズベキスタン 1-0 シリア [タシケント]
イラン 2-0 カタール [テヘラン]
《第2節》
2016年9月6日(火)
中国 0-0 イラン [瀋陽]
シリア 0-0 韓国 [スレンバン]
カタール 0-1 ウズベキスタン [ドーハ]
【グループB】
《第1節》
2016年9月1日(木)
日本 1-2 UAE [埼玉]
オーストラリア 2-0 イラク [パース]
サウジアラビア 1-0 タイ [リヤド]
〚日本vs.UAE〛
ワールドカップアジア最終予選の初戦を迎えた日本でしたが、
アジアカップに引き続き、UAEに敗れる悔しい結果となってしまいました。
負傷で主力を欠く中、ボランチには初出場の大島僚太選手が起用されます。
大島選手のパスを起点にしながらサイドに展開して好機を作ると、
試合の序盤(前半11分)で先制に成功します。
右サイドでFKを獲得し、清武弘嗣選手のクロスに本田圭佑選手が頭で合わせ、ゴール。
しかし、すぐさまUAEのアハメドハリル選手に、見事なFKを決められて同点に追い付かれます。
ディフェンスラインの裏へのパスを多用してくるUAEに対して、
日本がその攻撃を抑えきれなかった結果でもありました。
さらに後半8分、エリア内でイスマイルアルハンマディ選手が倒されPKとなり、
このPKをハリル選手に決められて逆転を許します。
この試合では、相手の倍以上の決定機を作りながら追加点を奪えず、
日本にとってはとても苦い初戦になりました。
《第2節》
2016年9月6日(火)
イラク 1-2 サウジアラビア [シャー・アラム]
タイ 0-2 日本 [バンコク]
UAE 0-1 オーストラリア [アブダビ]
〚タイvs.日本〛
序盤から日本はピッチを幅広く使いながら攻め込む機会が多く、
右のサイドからは酒井宏樹選手のクロス、
左サイドは原口元気選手のドリブルからの仕掛けで好機がたくさん訪れます。
そして、前半18分に酒井(宏)選手のクロスから原口選手が中央で合わせて先制に成功。
その後も好機が幾度となくありましたが、
相手GKのカウィンタマサチャナン選手のファインセーブに阻まれるシーンが続き、
追加点が決まらない膠着した状態になります。
タイは、得意のカウンターに持ち込もうと試みますが、
そのような場面で山口蛍選手が効果的に阻み、流れを渡さず試合は進みます。
後半30分、少し前掛かりになったタイのディフェンスの裏へ抜け出した浅野拓磨選手が、
待望の追加点を挙げます。
初戦をホームで落とした日本は、
その初戦UAE戦ではスターティングメンバー入りしなかった浅野選手、原口選手、山口選手、
といったメンバーが効果的な働きを見せたことは、今後に向けて期待を感じさせました。
第2節を終えた時点での順位を確認してみましょう。
次は、来月に2試合予定されています。
《第3節》
2016年10月6日(木) 19:35 kickoff
日本vs.イラク [埼玉]
《第4節》
2016年10月11日(火) 18:00 kickoff
オーストラリアvs.日本 [メルボルン]
第3節は、ホーム、
第4節は、オーストラリアですので、
この2試合におきましては、時差を気にすることはありません。
しかし、一般的に国際試合には、
「気候」
「宿泊場所」
「事前トレーニングの環境」
「スタジアムの雰囲気」
などが、課題として挙げられます。
それと併せてプレーヤーを苦しめるのが、『時差』です。
このたびのリーグ戦には、必ずアウェー(*相手国)での試合があります。
ちなみに、他国との時差を確認してみましょう。
◎日本と比べ、“日本”が「早い」「遅い」と表記しています。
また試合会場とは異なる、首都の時刻で比較しました。
(*オーストラリアは、国土が広いためタイムゾーンが、東部、中部、西部時間の3つ中に区分されていますので、試合会場の東部時間になります)
タイ(バンコク)・・・2時間早い
オーストラリア(メルボルン)・・・1時間遅れ(㊟10/2 2:00よりサマータイムで、さらに+1時間遅れになります)
UAE(ドバイ)・・・5時間早い
サウジアラビア(リヤド)・・・6時間早い
イラク(バッグダッド)・・・6時間早い
いろいろな困難を乗り越える時に、人間は力を身につけていきます。
スポーツはそれを私たちに教えてくれます・・・。
「生きる力とは成功し続ける力ではなく、失敗や困難を乗り越える力です」
上の言葉は、競技は異なりますが、日本を代表する一流のアスリート、
(元メジャーリーガー)松井秀喜氏の言葉です。
サッカー日本代表も苦しい状況を乗り越えて、前に進む姿を見せて欲しいと期待しています。
がんばれニッポン!!