Road to Russia ~第1節の結果と第2節~
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明日、SAMURAI BLUE( サッカー日本代表)が、
アジア最終予選の大事な2戦目を戦います。
このところW杯アジア最終予選の初戦は“4連勝中”の日本でしたが、
先日の埼玉スタジアム2002での初戦は、残念ながら落としてしまいました。
これまでUAEとは、FIFAおよびAFC主催の公式戦で8度対戦していますが、
先日の試合までの対戦成績は、日本の2勝4分け2敗(*PK負けを含む)と全くの五分でした。
たとえ、日本から遠く離れて、あまり詳しく知らない相手であったとしても・・・
「W杯のアジア最終予選で、簡単な相手はいない」
ということです。
しかし、終わったことは仕方がありません。
「これでW杯への望みが消えたわけでは全くありません」
気持ちを切り替えて、第2戦に臨む必要がありますね。
ここでアジア最終予選の第1節を終えた時点での順位を確認してみましょう。
◆この各グループ上位2ヶ国が、W杯出場権を獲得します。
グループ3位同士は、アジアプレーオフを行い、勝利チームが北中米カリブ海予選4位チームとの大陸間プレーオフに回ります。
次の第2戦で対戦するのは、
2002年W杯予選以来、2度目の最終予選進出を果たしたタイです。
過去の公式戦では、日本の5戦全勝。
結果は以下の通りです。
1994年W杯予選=日本1○0タイ(H)
1994年W杯予選=日本1○0タイ(UAE)
2004年アジア杯=日本4○1タイ(中国)
2010年W杯予選=日本4○1タイ(H)
2010年W杯予選=日本3○0タイ(A)
親善マッチなどJFA公認試合を含めても、通算対戦成績は13勝3分1敗と圧倒しており、
一見取りこぼしはなさそうに思えます。
ただ、データ上では、W杯アジア最終予選の第2戦については、
日本代表は、ここ数年苦戦をしています。
【日本のW杯アジア最終予選第2戦戦績】
1954年W杯予選=日本2△2韓国(H)
1962年W杯予選=日本0●2韓国(H)
1986年W杯予選=日本0●1韓国(A)
1994年W杯予選=日本1●2イラン(カタール)
1998年W杯予選=日本0△0UAE(A)
2006年W杯予選=日本1●2イラン(A)
2010年W杯予選=日本1△1ウズベキスタン(H)
2014年W杯予選=日本6○0ヨルダン(H)
今までアジア最終予選の初戦で負けたチームが、予選を突破したことがないのは事実です。
ただ「データやジンクスだけでは、語れない」のがサッカーです。
男女関わらず、サッカーでは先制を奪ったチームは、勝つ確率が高いといわれています。
さらに、引き分けを含み、“負けない”という率を考えると、
先制したチームの負けは少ないそうです。
しかし、先のUAE戦は、日本は本田選手の先制点でリードをしたものの、
残念ながら勝つことはできませんでした。
つまり、データから考えることは大切でもありますが、
しかし一方で、「データはデータ」です。
初戦を落としましたが、リーグ戦は一年をかけて続いていきます。
これから勝ち続けていけば、この初戦を落としたことのデータの話などは、
自然に誰も言わなくなくなります。
明日のタイ戦で、日本が持てるだけの力を存分に発揮し、
そして、ゴールを奪い勝ち切れば、W杯への道を自ずと進んでいくことになります。
【テレビ中継】
『タイ代表 対 SAMURAI BLUE(日本代表)』 [away タイ/バンコク]
2016年9月6日(火) 19:15(日本時間21:15) キックオフ(予定)
1.地上波 21:00~23:15 テレビ朝日系列 ・2.衛星 20:55~23:35 NHK-BS1
がんばれ、ニッポン!!