サッカーシューズの種類
ホームページをご覧いただき、ありがとうございます!
先回、「サッカーシューズの選び方」についてご説明させていただきました。
↓
今回は、さらに具体的な説明をさせていただきたいと思います。
大切なお子さまの成長のため、保護者の皆さまも、ご一緒に考えていただけましたら幸いです。
様々な考え方がある中ですが、私たちがお薦めするのは、
小学校低学年などの初心者ほど、『トレーニングシューズの使用』です。
技術的にも、また運動の動作面においても、未発達なお子さまにとっては、
実際「トレーニングシューズと、一般的なスパイクシューズと違いは感じられない」と思います。
ほとんどのグラウンド・ピッチに対応できる利便性。
そして、
足への負担が小さい点。
サッカーの母国イギリスでは、トレーニングシューズを
「様々なピッチ条件に、“一足のみで対応する”場合は、このシューズを選択すべき」
と紹介されているそうです。
【トレーニングシューズとスパイクシューズの違い】
↑画像 左から⇒ スパイクシューズ,屋外用トレーニングシューズ,屋内用トレーニングシューズ(フットサルシューズ)
《屋外用トレーニングシューズ》
まず、トレーニングシューズという名称ですが、
普段の練習ではもちろん、試合でも使用可能です。
(公式戦で使用しても問題はありません)
トレーニングシューズを簡単に説明しますと、普段の運動靴とスパイクの中間のシューズ。
運動靴では、滑りやすい、表皮が破れやすいという問題がありますが、
トレーニングシューズは、その面をクリアするシューズといえます。
靴底は、ラバー素材で柔らかいため、衝撃吸収性に優れています。
また屋外用には、多くの突起(※イボイボ)があるため、その突起が滑りを抑えてくれます。
[使用場所]
硬い土のグラウンド
砂入り人工芝
ショートパイル(毛足の短い)人工芝
※ロングパイル(毛足の長い)人工芝も可
○屋外フットサル場でのフットサルも対応可
[メリット]
足、腰への負担が少ない
様々なグラウンドに対応可能
▲グリップ力は、当然のことながらスパイクには劣りますが、
メリットが大きいのが、屋外用トレーニングシューズです。
▼㊟室内用を屋外で使用すると、大変滑りやすいです。
一方、屋外用を室内で使用しますと、滑りやすく、フロア面に色がつく可能性があります。
《屋内用トレーニングシューズ(フットサルシューズ)》
体育館での使用を考慮していて、床に色や傷がつかないよう工夫されています。
靴底は飴色(※天然ゴム色)で、突起等はなく、ほぼ平面になっています。
一方、平面な靴底ですが浅い溝が入っており、屈曲性に優れ、
床面やボールをつかみやすいつくりになっています。
[使用場所]
フローリング
スポーツフロア(ウレタン,PVC等)
[メリット]
フロア面でのグリップ力が、高い(滑りにくい)
↑上記の理由から、フロア面で「走る、止まる、向きを変える」などのプレーが行い易い
フロア面に色がつかない
↑上記の理由から、「どの体育館施設でも利用ができる」
サッカーを始めたら、まずは『トレーニングシューズ』を使用。
そして、
年齢や経験を重ねてから(成長に合わせて)自分に合ったスパイクシューズを選ぶ・・・
という考え方で、全く問題はないかと思います。
先回も触れましたが、シューズ選ぶ際に、
「見た目のかっこよさ」
「CM」
「憧れのサッカー選手が使用しているモデル」
などに、子どもたちはついつい惹かれがちですが、
『自分に合っているものなのか、どうかについて』は、
充分に判断して、選択する必要があります。